野菜を作る土を作る

①何度も土を買ってこなくても家庭菜園ができるようにすること、②野菜のハシッコを燃やさず地球に返して空気中の炭素量を減らすこと、ができたらいいな、と思っています。「ゴミをゼロに」「あっという間に堆肥に」という目的のコンポストからはちょっとズレています。

記録[2期生-3] 野菜のハシッコを利用したい

なぜ山は「失敗コンポスト」にならない?

以前、お勝手ゴミを堆肥にしようとして、何度も失敗をしました。

虫がわく、悪臭がする、結局畑には使えない…。という問題がありました。

 

一方、自然の山では落ち葉が降り積もって土に還っていきます。

そしてまたその土が木を育んでいる。お見事。

これをお手本にしたいものです。


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山の土の中で何が起きているのか想像もつかない

山の落ち葉と、お勝手ゴミとの違いを想像してみました。

1 材料が乾いている。

落ち葉は、生鮮野菜のようにみずみずしくありません。水分はイヤな(←非科学的!)菌が増える原因になってしまうことは主婦にもわかります。

2 降り積もる時期は暑くない

葉が落ち葉になるのは秋。葉が落ちてからはしばらく低温で乾燥した気候です。すぐにカビが生えるということはありません。もし梅雨にどっさり葉が落ちたら、すぐに虫が寄ってくるのでは?と思います。

3 カロリーが少ない

落ち葉は見るからにローカロリーです。山の生き物が競いあって食べるようなごちそうではありません。もし山に肉なんて落ちていたら何かが食べに来ます。熊か、カラスか、もっとちいさなゾワゾワした虫か…。

それに比べてお勝手ゴミはあまりにも栄養豊富です。これが色々な生き物を惹き付けます。

 

というわけで

  • 高カロリーなもの(肉や主食の残り)は使わず
  • 冬野菜のハシッコを
  • カリカリに乾かして、

積んでいこう、と考えました。


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お勝手で分別しています